初耳係長
聞いたことのないレアな役職名コレクション。一体どんなお仕事?
公開日:2024/11/18
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埋立係長は
「公有水面埋立法」に則って、港湾内における公共の水域の埋立てに関する許認可業務等を行うのが仕事です。
「公有水面埋立法」は、公有水面を埋め立てたい者に免許を与え、埋立ての完了により造成された土地の所有権を与える手続きを定めた法律です。「公有水面」とは、簡単に言えば、川、海、湖などの国が所有する水面や水流のこと。「埋立て」は、公有水面に土砂を投入するなどして陸地に変えることを言います。
埋立係長は、特に港湾区域において埋立てを行いたい者と、埋立ての免許を与える権限を持つ「港湾管理者」との間に立ち、埋立申請書類の審査・調整等を行っています。また、埋立地の処分にあたって港湾管理者との調整なども実施しています。
日本は陸域に平地が少ない等の理由により、古くから埋立てが行われてきました。たとえば、東京湾付近の陸地の多くは、江戸時代から拡大し続けている埋立地です。物流拠点、ごみ処分場、工業用地、居住地、文化・レクリエーションの場など、埋立地が有する機能は時代とともに大きく変わっています。
国土交通省 港湾局 総務課 埋立係長