初耳係長
聞いたことのないレアな役職名コレクション。一体どんなお仕事?
公開日:2024/9/13
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まちづくりDX係長は
デジタル技術の活用やデータの整備を推進し、「人間中心のまちづくり」を実現するのが仕事です。
「DX」とは「デジタルトランスフォーメーション」の略。ITツールの導入やデジタルデータ、デジタル技術の活用など、いわゆる「デジタル化」によってビジネス、生活、社会などの在り方を変革することをいいます。今やすっかり当たり前になったインターネット通販、キャッシュレス決済などが、事例としては分かりやすいでしょう。
「まちづくりDX」は、デジタル化によりまちづくりの仕組みそのものを変革し、「豊かな生活、多様な暮らし方・働き方を支える『人間中心のまちづくり』」を実現しようという取組です。そのためには基盤となるデータの整備、デジタル技術の活用、これらを都市政策に取り込む企画立案などが不可欠で、こうした業務を担っているのが「まちづくりDX係長」。「Project PLATEAU(プラトー)」(※)を業務の中心に据え、全国の3D都市モデルの整備、活用、オープンデータ化を推進しています。「Project PLATEAU」のデータを活用すれば、景観、災害、人の流れ、交通などの高度なシミュレーションをサイバー空間で行うことができ、防災、インフラ整備など、まちづくりのあらゆる領域で今後さらなる変革が期待できます。
※国土交通省が様々なプレイヤーと連携して推進する、日本全国の3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化プロジェクト。
国土交通省 都市局 国際・デジタル政策課 まちづくりDX係長