気候モデル係長は

季節予報の精度向上のため、スーパーコンピューターと最新の科学的知見を駆使して、未来の気候を数値シミュレーションによって予測する技術を開発するのが仕事です。

気象庁は、スーパーコンピューターを用いて、世界中から送られてくる大気や海などの観測データをもとに、未来の状態をシミュレーションによって予測する「数値予報モデル」を開発・運用しています。この予測結果をもとに季節予報（半年先までの天候）を発表します。気候モデル係長は、研究機関等とも協力しながら、数値予報技術や気象学などの進歩にあわせて、最新の科学的知見を数値予報モデルに反映する開発を行い、季節予報が皆様のくらしに一層役立つ情報となるよう日々努力しています。

気象庁 情報基盤部 数値予報課 地球システムモデル技術開発室 気候モデル係長