こんなところに国交省
知る人ぞ知る取組からちょっと意外なお仕事まで
公開日:2025/4/1
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開発保全航路
国が造り、守り、維持する
日本の産業・生活を支える「海の道」
港湾貨物取扱量日本一!
東京湾を航行するコンテナ船やタンカーなどの大型船は1日何隻?
約50隻
約200隻
約500隻
答えはこちら
約500隻
「開発保全航路」って?

全国の開発保全航路

どんな業務をしているの?
① より安全で運行しやすい航路を生み出す開発業務
<事例1 過去の建造物の保全・撤去>
東京湾には、明治から大正にかけて防衛のために建設された海堡(海上要塞)が複数あります。そのうちの「第三海堡」は関東大震災で水没したまま放置した結果、それが暗礁化し、長く「浦賀水道航路(東京湾中央航路)」における海難事故の一因となっていました。また、「第ニ海堡」は台風などの影響から既存の護岸が崩れて浸食されており、大規模地震の際には地盤の液状化により航路内へ土砂が流出する可能性が高いことが分かりました。そこで、「第三海堡」は2000年から7年間かけて撤去工事を実施。「第ニ海堡」は2007年から2025年にかけて島の外周を保全するための護岸を整備しました。

2025年3月に「第二海堡」の護岸整備工事が完了。
<事例2 土砂を取り除き航路を確保>
「備讃瀬戸航路」は大型船が航行可能な幹線航路であり、瀬戸内海の海上交通において重要な役割を果たしています。しかし、複雑な海底地形の影響で、土砂の流入やサンドウェーブ(※1)が発達しやすく、その結果、航路の水深が浅くなりやすいという課題がありました。自然現象に起因するものだけに、1回浚渫(※2)工事を行えば完了というわけにはいきません。そこで、将来に渡って対応するために「開発保全航路」とし、特に土砂が溜まりやすい場所は年に1回は測量を実施。計画的に浚渫工事を行い、常に必要な水深を維持できるように航路を管理しています。
※1 流れの強い海域の海底に、流れによって砂粒が運ばれ、堆積する現象。
※2 航路の深さを確保するために底面の土砂を取り除いたりする工事。

備讃瀬戸航路の浚渫工事。
ここで浚渫された砂は質が良く、覆砂(質が悪化した底面を砂で覆い、底質改善を図ること)として活用することで瀬戸内海の環境修復にも貢献している(下)。
②航路内の異常の早期発見に努める保全業務


東日本大震災を教訓に災害にも強い航路を目指す

港湾法の改正により、災害時に船舶の退避場所、交通ルートが迅速に確保できるように。
