寡黙なヒーロー

孤独なまでに寡黙。
この国の今と未来のために黙々とミッションを遂行する名もなきヒーローたち。
職業擬人化シリーズ。

file 016

C to Sea

 国民に海をもっと身近に感じてもらうための政策。「C」はCitizen(国民)、Children(子供)、Culture(文化)などの言葉の頭文字を意味し、「C to Sea」の標語には、海に対し親近感をもってもらいたいとの意味が込められている。
 日本は、国土が海に囲まれた海洋国だが、海水浴などのレジャー、プレジャーボート体験や海釣りなどで、海を訪れる機会が近年減少していると指摘されている。特に10代、20代の若い世代に「海離れ」傾向が顕著にみられるという。海への関心が薄まれば、海事分野で働く人の人材確保が難しくなるほか、海洋諸施策への国民の理解が得にくくなる。
 こうした危機感から国土交通省は2017年夏、産学官民共同事業として「C to Sea」プロジェクトを開始した。海と船の情報サイト「海ココ」を開設したり、アイドルグループを活用して情報を発信したり、啓発グッズを配布したりするなど、海とふれあう機会の創出に努めている。

寡黙なヒーロー一覧へ

このページの先頭へ