初耳係長

聞いたことのないレアな役職名コレクション。一体どんなお仕事?

公開日:2024/3/28

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運賃制度係長は

鉄道運賃・料金が適正であるように、鉄道会社からの申請を審査するのが仕事です。

鉄道の運賃・料金は、実は、鉄道会社が全て自由に決められるものではありません。もし全てが自由に決められたとしたら、不当に高い価格を設定したり、過剰な価格競争が起こったりと、混乱を招く可能性があるからです。そのため、「鉄道事業法」に則って国土交通省が価格をチェック。その最前線で業務にあたっているのが運賃制度係長です。 ちなみに、どうやって価格をチェックしているのかというと、鉄道会社から申請された運賃・料金の上限金額をあらかじめ認可し、その上限の範囲内であれば、鉄道会社が事前に届出をするだけで価格を変えられるようにしています。また、上限額の変更認可申請があった場合には、審査手続きをし、認可を行います。なお、届出の内容についても、他の鉄道運送事業者との間に不当な競争を引き起こすおそれがある場合などは、運賃・料金の変更を命じることもできるようになっています。 詳しくは、国土交通省鉄道局のホームページをご覧ください。

国土交通省 鉄道局 鉄道事業課 旅客輸送業務監理室 運賃制度係長

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