寡黙なヒーロー

孤独なまでに寡黙。
この国の今と未来のために黙々とミッションを遂行する名もなきヒーローたち。
職業擬人化シリーズ。

file 050

ウォーカブル

まちなかの道(街路)は、人や物の移動経路というだけでなく、出会いや交流の場でもあり、そこから新たなにぎわいや文化が生まれてきた。そこで、経済の発展に伴い車中心の通行空間であった街路を、“WE DO”をキーワードに、人中心の居心地が良く歩きたくなる「ウォーカブル」な空間へと転換することにより、魅力的なまちづくりにつなげようという動きが広がっている。

そのような歩きたくなる空間をつくるには、官民一体でのハード&ソフトの取り組みが必要となる。たとえば、駅前通りを公共交通機関が優先して通行できるようにし、駅前広場をゆとりのある歩行者空間(Walkable)へと変換。さらに、ガラス張りの沿道店舗など歩行者目線で楽しめる空間や(Eye level)、ベンチなどを設置し多様な人々の多様な交流が生まれる(Diversity)まちに開かれたくつろぎの場(Open)を創出するなど、地域一丸となって取り組むことで、まちなかのにぎわい創出へとつながるのだ。

国土交通省では、こうした「ウォーカブル」なまちなかの形成に向け、一体的な支援に取り組んでいる。

寡黙なヒーロー一覧へ

このページの先頭へ