初耳係長
聞いたことのないレアな役職名コレクション。一体どんなお仕事?
公開日:2020/12/4
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ウィンドプロファイラ係長は
電波を使って上空の大気の風を観測する装置である「ウィンドプロファイラ」の整備や維持・管理を行うのが仕事です。
ウィンドプロファイラとは、「ウィンド(風)のプロファイル(横顔・側面・断面)を描くもの」という意味の英語の合成語です。 気象の監視・予測には、現在の大気の温度・湿度・風・気圧といった状態を立体的に把握することが重要です。 気象庁では、絶えず変化する風を観測するため、全国33か所にウィンドプロファイラを設置して、地上から上空12kmまでの風を10分間隔で24時間365日観測しています。観測した風のデータは、他の観測データとともにスーパーコンピューターに入力され、大気の状態の予測を計算するために使われます。そして、その予測資料は、天気予報や気象警報・注意報等の発表に使われ、国民の安全・安心に寄与しています。詳しくは気象庁ホームページをご覧ください。
気象庁 大気海洋部 観測整備計画課 ウィンドプロファイラ係長