初耳係長
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ジオイド係長は
陸域の標高0mの分布を把握し、提供することが仕事です。
海面の高さは、波浪や潮汐のため一定ではありませんが、長期間にわたって平均すると全体として滑らかな面になります。これを平均海面と言い、昔から高さの基準として利用されてきました。日本では東京湾平均海面を標高0mとしており、それを陸地に延長した面を“ジオイド”と呼びます。 GPSや準天頂衛星システム等の衛星測位で標高を知るためには、その場所のジオイドの情報が不可欠です。ドローンによる宅配など位置情報を利用した新たなサービスが期待される今、よりよいジオイド・モデルの構築と提供を目指す取り組みを行っています。 詳しくは、ホームページでご覧ください。
国土交通省 国土地理院測地部物理測地課 ジオイド係長